与論島への行き方・基本情報

この記事では、これから与論島に行きたい人、与論島のことを知りたい人向けに、与論島はどこにあるのか、どうやって行くのかといった基本情報を紹介します。
私は与論島に2022年夏に行ってきましたが、とても素敵な島でした。その時の様子は↓の記事をご覧ください。

与論島はどこにある？

与論島のロケーション

与論島は、正確には『よろんとう』ではなく『よろんじま』と呼びます。
地図で見ると沖縄寄りですが（沖縄から23km）、実は鹿児島県に所属する奄美群島のひとつです（鹿児島からは563km！）。

与論島は南海の小島

与論島は周囲23.7km、面積20.47㎢の南海に浮かぶ小島です。
各観光名所へはレンタカーがあれば移動は簡単にできますし、勾配はありますが自転車での移動も可能です。

与論島にはどうやって行く？与論島へのアクセス

与論島へはフェリーか飛行機で行くことになります。

フェリー

フェリーの場合、那覇と鹿児島から毎日1便ずつ就航しています。

飛行機

飛行機の場合、鹿児島、奄美大島、沖縄から毎日就航しています。東京・名古屋・大阪など本土から行く場合、一般的には沖縄を経由して行くことになります。
鹿児島空港を経由する場合は日本エアーコミューター(JAC)で 約1時間15分、那覇空港を経由する場合は琉球エアーコミューター(RAC) で約40分となります。
私は名古屋在住で、名古屋から与論島へは那覇空港経由で行きました。飛行機関連の所要時間は合計で4時間55分でしたが、出発時間をから考えると6時間以上はかかります。詳細は↓のようになります。

また、飛行機はJAL系列一択、ANAや他の航空会社では予約が取れません。↑でJAC、RACとありますが、すべてJALと同じようにマイルが貯まり、『先得』などJALの早割サービスも適用されます。

与論島の天気

正直、天気予報はあてにならない・・・　私はそう思いました。天気予報で明日は雨と言っても晴れたり、晴れだと言っても雨が降ったり。。とにかく天気はころころ変わります。ただこれは与論島だけではなく、南に位置する島では共通のことだと思います。

ましてや、我が家では夏の旅行計画は半年前から予約を取りますので、天気予報はおろか、台風の有無など知る由もありません。そして、初めての与論島旅行で見事台風を引き当ててしまいました（幸い飛行機は飛んでいたので、与論島に着くことはできましたが）。

与論島に着いた初日夜のBBQ途中で大雨に遭い、翌日は海は大荒れ、雨は土砂降り、風は暴風・・・　
幸い直撃ではなかったため影響は1日半で済みましたが、事前に立てていた計画はすべて変更を余儀なくされました。とにかくそこは南の島、ということで天気も変わりやすく、台風が来てしまえば飛行機も飛ばないことがあるため、そういったことについては事前に注意が必要です。
そんな中、プール付きの一棟貸しコテージはとても助かりました。天気はコロコロ変わるため、台風であっても（直撃でなければ）晴れる時間があります。そんな時は、オーシャンビューのプールに飛び込み家族みんなではしゃぐことができたことで、正直なところ台風のストレスをそれほど感じることなく過ごす事ができました。

名称	Thalassa Beach and Pool　Villa（タラッサ ビーチ＆プール ヴィラ） ➡楽天トラベル　➡じゃらん
住所	鹿児島県大島郡与論町立長１６２４－３

与論島旅行の予算は？

旅行代金の大部分は「どこに泊まりたいか」で大きく変わります。例えば、一棟貸しコテージかホテルか、民泊かキャンプか。一棟貸しコテージとキャンプでは、滞在日数にもよりますが10万円～の差が出ます。次に、何をしたいか、アクティビティーの料金で変わってきます。
2022年の4泊5日旅行の私たち家族の場合は↓を参考にしていただければと思います。

飛行機代	227,680円
1～3泊	【Thalassa Beach and Pool　Villa（タラッサ ビーチ＆プール ヴィラ）】247,000円
4泊目	【Calm】（カーム）16,000円
レンタカー	35,000円
アクティビティー	39,900円
食費・土産等	102,559円

合計は689,359円となりました。ちなみに、タラッサとカームは一棟貸しコテージ、タラッサについては子供料金はキャンペーン？か何かで無料となり大人料金のみとなります。
「高すぎる！」と思われた場合、最初の3泊をカームにすると約20万円マイナスの49万円、民泊にすればもっと安くなります。このように、旅行代金は滞在をどこにするかで大きく変わってきます。

ちなみに、ですが・・・2022年は旅行先を宮古島にするか与論島にするかで迷いました。結果、宮古島の一棟貸しコテージにするよりも与論島のタラッサにした方が安いと判断した結果もあり、2022年の旅行は与論島に決まりました（子供料金が無料は大きかったです）。

与論島内の交通、移動手段は？

レンタカー

家族やグループでの旅行なら、レンタカー一択だと思います。
空港での乗り捨てに対応しているレンタカーもありますので、事前に調べておきましょう。お勧めは、サービスは他社同様で料金が一番安いコロレンタカーです。

名称	コロレンタカー
住所	〒891-9302　鹿児島県大島郡与論町立長173-3
電話番号	0997-97-2533
営業時間	8：00～18：00 (不定休)

バス

バスの場合、県道623号線を走る路線バスが1時間に1本程度走っていて、島内には約20ヶ所のバス停があります。なんとバス停以外でも乗り降りできるため、タクシーのように手を挙げるとバスに乗ることもできますし、降りたいところを伝えればそこで降りられます。が、本数が少なく路線が限られているため計画的な利用をお勧めします。

タクシー

タクシーもありますが、市街地の茶花以外では流しのタクシーは走っていませんので、やはりこちらも計画的な利用をお勧めします。

自転車

特に目的がある場合はレンタサイクルもありますが、小さい島内とはいえアップダウンが厳しいため、可能であれば電動機付自転車がおすすめです。

与論島のコンビニ＆スーパー

私の場合、買い出しはAコープとオーシャンマーケットの2店を利用しました。基本的にはこの2店舗だけで事足りると思います。

与論島のAコープ

皆さんご存じのスーパーで、基本的に日本全国のスーパーと同様のものが売っています。私たち家族は自炊のできる一棟貸しコテージでしたので、ここでほぼすべての食材を買い揃えました。
旅行の際には地物にこだわるのですが、与論島のAコープでも地元で獲れた魚を売っていて美味しくいただきました♪
それと、個人的に期待していたマンゴーも格安で売っていました！

ただ私たちが行った時にはちょうど台風が来ていたこともあり、2日目に行った時には前日はたくさんあった菓子パンがほとんど売っていませんでした。おそらく入荷ができなかったのだと思うので、台風に遭遇した時には翌日以降は注意が必要です。
また、お肉もすべてが新鮮というわけではないようで、中には冷凍焼けしたものも普通に並んでいました。

オーシャンマーケット

名前だけ聞くと「何それ？」「どこ？それ？」となりますが、コンビニとスーパー、土産店が合体したようなお店です。店舗は小さいですが、商品はぎっしり詰め込まれています。
個人的に思ったのは、お酒の品ぞろえがかなり豊富なこと。ワインや焼酎、地酒も豊富に取り揃えてあります。
また、お土産に使える商品もかなり豊富です。最初に行った時には「ふ～ん」と思いましたが・・・

そもそも与論島には土産店そのものがほとんどないため、お土産探そうとすると売っているお店は本当に限られます。そんな中、オーシャンマーケットは本当に貴重なお店です。

私と妻は、箱菓子以外の土産はほぼすべてオーシャンマーケットで買いました。
ただ、この店のオーナーのこだわり？もあるのか、与論島だけのお土産も後から思えばかなり豊富で、ここで買ったものは渡した人からはとても喜ばれました。

主な観光名所

ビーチや百合ヶ浜など、海については別記事で紹介しますので、ここではそれ以外の観光名所を紹介します。

与論駅

ヨロン島には鉄道は通っていませんが、それゆえに？「ヨロン駅」という名の駅のモニュメントがあり、観光名所となっています。高台にあり見晴らしも良くヨロンブルーを一望できます。
駐車場は自由に止められる駐車スペースがあります。私たちが行った時には一組しかいなかったため簡単に駐車できましたが、観光客が多い時には注意がいるかもしれません。

コーラルウェイ